西 国 街 道
大阪府から京都 東寺まで

池田市石橋から桜井駅址まで(約23km)

平成20年1月5日(土)
 池田市の阪急石橋駅を10時にスタート。スタートして1.4Kmの箕面市瀬川の現在箕面自動車学校は「瀬川・半町本陣」が置かれていた所であり、その当たりは本陣が置かれていただけに「落ち着いた町並み」が続きます。隣接した牧落地区には旧箕面・大阪道と西国街道が交わる地点は「旧札場の跡で道標」も残っており、そこから40分程歩いた4.3Km当たりには浅野内匠頭の小姓を勤めた「萓野 三平邸」があります。7km当たりの「箕面市栗尾地区の町並み」から隣接した小野原地区には「左京ふしみ道」の道標が残っています。「郡山宿本陣」は、スタートして10.4Km当たりの茨木市宿川原町にあり、そこから1Km歩くと亀岡街道と交叉し「京都まで7里の道標」が建っています。街道の所どころには「歴史の道西国街道」の道標があり、「継体天皇陵」も街道沿いの左手にあります。高槻市の「芥川町に一里塚跡」が残されています。10時にスタートした歩きも16時10分大化の改新以来30里毎に旅に必要な馬などが置かれ、楠木 正成が足利尊氏の大軍を迎え撃つため京を発ち長子に遺訓を残し河内に帰らせた場所と言われる「桜井駅址」で終わりとして、阪急京都線水無瀬駅から今日の宿である高槻市に引き返すことにします。
瀬川・半町本陣址 落ち着いた町並み 旧札場の跡と道標
萓野 三平邸 箕面市栗尾地区の町並み 「左京ふしみ道」の道標
郡山宿本陣 京都まで7里の道標 歴史の道西国街道の道標
継体天皇陵 芥川町の一里塚跡 桜井駅址(楠公父子訣別の地)

桜井駅址から京都東寺まで(約15km)

 平成20年1月6日(日)
 いよいよゴールの京都東寺に向かっての日です。前日の桜井駅址を8時スタート。スタートしてすぐに「右京都道の道標」があり、それに従って右へ行き、サントリー山崎工場を左手に見てJR山崎駅前で丁度スタートして2Km、8時30分に京都府の國境となり京都府に入ります。そこには、「従是東山城國の道標」が誇らしげに建っています。長岡京市の友岡には「右 よど 左 やなき谷の道標」があり、長岡京神足には、商家であった「石田家」が地元の人達に集会所として開放されていました。そこから2Km先には渡るのに一文徴収していたという「一文橋」を渡ると、「街道の雰囲気を残す町並み」があり、その集落を流れる小さな小井川には「西国街道と刻まれた橋」が架かっています。京都府向日市には、「長岡京の道標」が道端に少し顔をだしており、「桂川」を渡り、いよいよゴールの東寺も近くなり、街道の右手に「東寺へ18丁の道標」をみて平安京の正面で門が二層あったという「羅城門遺跡址」を経て12時「東寺」に到着です。
右京都道の道標    國境の道標 右 よど 左 やなき谷
商家であった石田家 一文橋 街道の雰囲気を残す町並み
西国街道と刻まれた橋 、長岡京の道標 桂川
東寺へ18丁の道標 羅城門遺跡址 東寺
 これで、西国街道の下関から京都東寺までの歩きの旅は終わりです。結構仕事の合間をみての歩きで時間がかかりましたがやりとげた充実感で満足です。資料を送って下さった人、最初に広島県内を歩き西国街道を歩こうと動機づけてくれた人、また東京からかけつけ暑い中にもかかわらず岡山県内を一緒に歩いてくれた人、道中親切に道を教えて頂いた人達に感謝します。また、他の街道歩きに挑戦します。